うつ病で寝たきりから脱出するために実践した6つのこと|私の実体験

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うつ病で寝たきり
寝たきりうつ病患者
寝たきりうつ病患者

「うつ病で寝たきり」から脱出したい…どうしたらいいの?

こんな疑問にお答えします。

なった人にしか分からないものですが、うつ病になると、身体も心も辛い日々が何か月~何年と続きます。

さらに悪化して寝たきりにまでなってしまうと、「私のうつ病、本当に治るのかな…」という不安はさらに大きくなってしまいますよね。

やっちゃそ

私も布団の中でそんな不安にさいなまれていました

この記事では、私が「うつ病で寝たきり」から脱出するまでにしたこと6つを紹介します

私個人の体験がベースになりますが、寝たきりから抜け出したい方の参考になれば幸いです。

目次

うつ病で寝たきりになるまでの経緯

うつ病で寝たきりになるまでの経緯

まず、私がうつ病で寝たきりになるまでの経緯について簡単に書いていきます。

うつ病で寝たきりになるまで①:転職~1回目の休職

私のうつ病は大学時代に発症しました。

なかなか寛解できないまま、学校を卒業し社会人生活へ。

服薬を続けながら、なんとか仕事を続けていました。

やっちゃそ

当時は医療ソーシャルワーカー(病院の相談員)をしていました

寝たきりへのカウントダウンが始まったのは、2015年夏。某有名専門病院から公立総合病院にうつ病を伏せて転職したのがきっかけでした。

医療ソーシャルワーカー3年目だった私は、当時かなりの未熟者。

1日でも早く仕事に慣れ、公務員としても地域住民の健康に貢献したいと本気で思っていました。

しかし、上司や指導係の先輩から「指導」という名目で

  • 人前で怒鳴られる
  • 朝礼で、前日の失敗を30分~1時間に渡って執拗に責められる
  • ペンや院内PHSを振りかざしながら大声で威圧される

といった目に遭うことで、次第に精神的に疲弊していきました。

それでも、仕事を一生懸命頑張りたい思いは本当だったので、自宅や外部研修でもひたすら勉強。

ですが、

  • 毎晩よく眠れず、朝起きると頭痛と腹痛
  • 昼間、仕事に集中したいのに激しい眠気
  • 言われたばかりのことをすぐ忘れる
  • 相手が何を言っているのか聞き取れず、メモも取れない
  • 表情がうつろになる

という状態になり、ますます仕事ができなくなりました。

そして、次第に上司や先輩から「不真面目ななまけ者」というレッテルを貼られるようになり、それがさらなるストレスとなりました。

2016年3月末、ついに限界がきて、それまで隠していたうつ病を上司に初めてカミングアウト。

すると、上司に別室へ連れ出され、

上司<br width=

はああ?あんたがうつ病⁉

それならもっと頑張っている私だってうつ病だよ!

良いわねぇ、ちょっと辛いからってうつ病だって診断書を出して休もうとするなんて。私が休みたいよ!

と机も叩きつけながら罵倒されました。

それでも、最終的に休職させてもらえる運びとなり、1回目の休職に入ったのでした。

うつ病で寝たきりになるまで②:1回目の休職中~寝たきりに

休職に入ってからは通勤しなくてよくなりましたが、なぜか週に1回上司への病状報告の電話が義務付けられました。

電話をするたびに、上司は

上司<br class=

これだけ休めれば、5月には戻れるんでしょ?

と復帰を強要。

はっきり言って、全然心が休まりませんでした。

5月の連休後、まだ十分に回復していなかったものの上司の圧力で休職を延長しづらくなり、やむなく復職。

復帰後最初の1か月ほど業務量の調整があった以外、配慮はほぼなく、上司・先輩の態度はすぐに元の状態に戻りました。

加えて、

上司<br width=

休職してうつ病は治ったんでしょ?
うつ病を言い訳に甘えるな!努力が足りない!

など無理解からくる発言にも苦しめられました。

休職でいくらかよくなっていた体調も当然、休職前以上に悪化。

それでも、

やっちゃそ

私はまだ努力が足りない…
担当している患者さんのためにも頑張らなきゃ…

と自分自身を叱咤しながら業務を続けました。

その結果、2016年10月のある日、とうとう身体も思考も全く動かない「寝たきり」となり、2回目の休職に入ったのでした。