雨の日がしんどい…原因と5つの対処法【気の持ちようではありません!】

メンタルハック
気圧の変化に弱い人
気圧の変化に弱い人

雨の日、しょっちゅうしんどくなるんだよね…

この記事は、そんな悩みを解決します。


雨の日、気分が落ち込んだり身体がだるくなったりで「しんどい…」と感じることはありませんか?

梅雨の時期は特に雨の日が多くなるので、しんどいと感じる日が増えるという方も多いかと思います。

やっちゃそ
やっちゃそ

私も正直、6月は苦手…


でも、雨の日の「しんどい…」は気の持ちようではありません。

れっきとした原因のある心身の不調なのです!


今回は、雨の日がしんどい原因とその対処法について、専門健康心理士の私が解説していきます。

読むことで、しんどくなる雨の日をしのぎやすくすることができるようになります。


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雨の日がしんどい…その原因は?

雨の日がしんどい…その原因は?

雨の日をしんどく感じる原因は、主に以下の2つが挙げられます。

雨の日がしんどい原因
  • 気象病
  • セロトニン不足

気象病

雨の日がしんどくなる主な原因の1つ目は、「気象病(きしょうびょう)」です。

気圧の変化に弱い人
気圧の変化に弱い人

気象病、聞いたことがない

あまり聞きなじみがないかと思いますが、気象病は以下の病気を意味します。

気象や天気が変化すると発症したり症状が悪化したりする病気

出典:NHK解説委員室「気象病とは何か」(視点・論点)


気象病の症状は幅広く、

気象病の症状
  • 痛み
  • めまい
  • 狭心症
  • 低血圧
  • ぜんそく
  • うつ病

など

などの症状が天気の影響で出現・悪化しやすくなるといわれています。

気圧の変化に弱い人
気圧の変化に弱い人

雨の日や台風の日によく出る頭痛や肩こりも、気象病なんだね!


特に天気の影響を受ける痛みを、愛知医科大学 学際的痛みセンター 客員教授の佐藤 純先生は「天気痛(てんきつう)」と命名しています。

佐藤先生によると、天気痛で悩む人の数は1000万人にのぼると推測され、天気痛が決して珍しいものではないことが分かります。


天気痛は、雨などによる気圧の変化で自律神経の働きが乱れることで起こると考えられています。

自律神経系には、交感神経と副交感神経の2種類があり、それぞれ下記の異なる働きをしています。

交感神経
  • 心拍数を上昇させる
  • 血管を収縮させる
  • 心身を緊張・興奮させる
副交感神経
  • 心拍数を降下させる
  • 血管を拡張させる
  • 心身をリラックスさせる

交感神経・副交感神経のバランスが上手くいかなくなることで、「しんどい」状態となってしまうのです。


また、佐藤先生は自身の研究から「耳の『内耳(ないじ)』に気圧の変化を感知するセンサーがある」と考えています。

そして、天気痛の患者は「気圧変化に対してより敏感であるために,天気の崩れに伴う微少な気圧の揺れが気圧センサーを刺激して,自律神経の興奮を介して慢性痛を悪化させている可能性がある」と述べています。


セロトニン不足

セロトニン不足

雨の日がしんどくなる主な原因の2つ目は、「セロトニン不足」です。

セロトニンは、別名「幸せホルモン」ともよばれる、気分の安定や幸福感に関わる脳内の神経伝達物質で、主に以下の行動をすることで増えるといわれています。

セロトニンが増える行動
  • 規則正しい生活を送る
  • 日光を浴びる
  • 散歩・ジョギング・ダンスなどのリズム運動をする

ところが、梅雨などで雨の日が増えると、日照時間が減少する上に身体を動かす時間も少なくなるので、セロトニンが不足しやすくなります。

セロトニンの不足は、やる気が出なくなったり気分が落ち込んだりと精神的にしんどくなる原因になります。

やっちゃそ
やっちゃそ

雨の日に気分が落ち込むの、気のせいじゃないんです


雨の日がしんどい…対処法は?

雨の日がしんどい…対処法は?

雨の日の「しんどい…」は、以下の方法で対処することができます!

対処法
  • あらかじめ天気を確認しておく
  • 耳マッサージをする
  • 雨がやんでいるときに外に出る
  • 運動する
  • 「しんどいのは天気のせいだ!」と開き直る

以下、詳しく紹介していきます。


雨の日がしんどい…対処法① あらかじめ天気を確認しておく

あらかじめ天気を確認しておく
「頭痛ーる」の頭痛予報

1日の始めにあらかじめ天気を確認しておくことで、不調が発生する可能性があるタイミングが分かるようになります。

テレビやネットの天気予報を確認してもいいのですが、私のおススメは「頭痛ーる(ずつーる)」。

やっちゃそ
やっちゃそ

私も数年前からこのアプリを愛用しています!

前もって薬を用意するなど、頭痛対策ができるようになりました!

気圧・気温・天気・湿度などが分かるのは普通の天気予報と同じですが、気象病・天気痛対策に特化したコンテンツになっており、不調が出てしんどくなりやすいタイミングが一目で分かるようになります。

健康管理や不調を見越したスケジュールの作成にも大変便利です。

アプリは無課金でも利用できるので(有料版もあります)、気になる方は公式サイトやGoogle Play、App Storeをのぞいてみて下さいね!

>>頭痛ーる


雨の日がしんどい…対処法② 耳マッサージをする

耳マッサージをする

前述の佐藤先生は、内耳の血液やリンパ液の流れも天気痛に影響していると考え、耳のまわりの血流を改善させて天気痛を予防する方法として「耳マッサージ」を考案しています。

耳マッサージは以下の流れで行います。

  1. 耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張る
  2. そのまま軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり5回まわす
  3. 耳を包むように折り曲げ5秒間キープ
  4. 耳全体を掌で覆って、ゆっくり円を描くように後ろに向かって5回まわす
    ※朝・昼・晩の1日3回行うのが目安

出典:頭痛ーる 1分で出来る!「くるくる耳マッサージ」

以下のページに、画像付きで耳マッサージの流れが説明されています。

>>耳マッサージの詳しいやり方

やっちゃそ
やっちゃそ

内耳の血液・リンパ液の循環を良くしましょう!


雨の日がしんどい…対処法③ 雨がやんでいるときに外に出る

雨がやんでいるときに外に出る

雨がやんでいるときは、少しの時間でも良いので外に出てみましょう

くもり空であっても日光を浴びる時間を作ることで、不足しがちなセロトニンの分泌を促すことができるようになります。

雨が続くとなかなか太陽が出ないことも多いので、雨上がりに意識して日光を浴びる時間を作るようにして下さい!

やっちゃそ
やっちゃそ

外に出るだけでも気持ちがスッキリしますよね!


雨の日がしんどい…対処法④ 運動する

家で運動

雨の日のしんどさを予防・改善するには、運動することも大切です。

運動をすることで、自律神経を整えたり、不足しがちなセロトニンの分泌を促したりすることができます。

雨で外に出られなくても、家の中の限られたスペースでできる運動はたくさんあるので、できる範囲で行うようにしましょう。


YouTubeにも不調に効くエクササイズやストレッチの動画が多数あがっているので、視聴しながら行うことができます。

また、オンラインフィットネスも、運動を習慣づける上でとても効果的です。

やっちゃそ
やっちゃそ

私もオンラインフィットネスを利用しています!
運動が習慣になってから、雨の日の気分の落ち込みは減ったかも!

私が利用しているオンラインフィットネスについては、以下の記事で紹介しています。


雨の日がしんどい…対処法⑤ 「しんどいのは天気のせいだ」と開き直る

だるい
気圧の変化に弱い人
気圧の変化に弱い人

俺、もっと頑張りたいのに…!

「しんどいのは天気のせいだ!」と開き直るのも、実は重要な対処法の1つです。

仕事や勉強を頑張りたいのに、雨が降って体調を崩すことで思うようにできないと、私達はつい

  • 周りは頑張って仕事をしているのに私は情けないなぁ…
  • 天気のせいにしないで頑張らなきゃ…
  • 頑張れない私、サボってるみたいじゃん…

などと、自分を責めたくなりがちです。


でも、自分を責めないで下さい。

天気はコントロールできないし、いくら対策を行っても雨の日のしんどい状態を100%なくすことは難しいものです。

やっちゃそ
やっちゃそ

しんどいのは気の持ちようではないので、自分を責めて根性で解決しようとしたところでどうにもなりません!


開き直るだけでも、気分は楽になります。

そして、しんどい時は無理はせず、スケジュールを調整したり思い切って休養したりすることも重要です。

気圧の変化に弱い人
気圧の変化に弱い人

そうか…今日はリラックスする日にしよう!


症状別 雨の日がしんどい原因と対策

雨

続いて、雨の日がしんどくなる原因と対策を症状別に解説します。

雨の日のしんどい症状
  • 頭痛
  • だるさ
  • めまい
  • 強い眠気に襲われる
  • 気分が落ち込む

頭痛の原因と対策

頭痛の原因と対策

頭痛は、脈打つようにズキンズキンと痛む「片頭痛」とギューッと締め付けられるように痛む「緊張型頭痛」がよく知られ、どちらも気圧の変化で起きやすくなるとされています。


低気圧が近づいてくると、気圧が下がると同時に気温が急に上がることがあります。

このとき、気圧と気温の変化に対応するために副交感神経が活発になり、血管が拡張して片頭痛が起こりやすくなります。

一方、低気圧が遠ざかるときは気圧が上がると同時に気温が下がることがあり、このときは血管が収縮して緊張型頭痛が起きやすくなります。


頭痛の対策として佐藤純先生は、時間や天気、睡眠時間や仕事の量など痛みの出るタイミングを「痛み日記」で記録して、痛みのパターンを知ることを勧めています。

そして、あらかじめ天気を確認したうえでスケジュールを調整し、前述の耳マッサージを行うことも予防・症状緩和に効果的です。


ただ、職場や学校で頭痛が出てしまうと、私達は「そのうち治る」「周りに迷惑だから…」とつい我慢してしまいがち。

我慢すればするほど痛みの原因となる物質が増え、鎮痛薬で痛みを抑えきれないことがあるため、痛みを感じたらすぐに鎮痛薬を服用しましょう。

やっちゃそ
やっちゃそ

自分に合った鎮痛薬を常に携帯しておくと、痛みを感じた時にすぐ対応できるようになります。


だるさの原因と対策

だるい

雨の日のだるさは、気圧や気温の変化の影響を受けて、通常夕方から夜にかけて活発になるはずの副交感神経が日中に活発になることで起こります


対策としては、交感神経の活動を活発にすることが重要となります。

早起きして朝食を作る、日中にできるだけ身体を動かして活動するなど生活リズムを整えることで予防できるとされています。

また、先述の「頭痛ーる」などアプリを使ってだるくなりそうなタイミングを予測しておくと、だるさが出た時にすぐ対処できるようになります。


だるさが出た場合は、耳マッサージを行って耳の周りの血流を改善することで、症状を和らげる効果が期待できます。


めまいの原因と対策

めまい

めまいも、気圧の影響を受けて交感神経が過剰に活発になることで起こりやすくなります。


対策としては、まず普段から適度な運動や十分な睡眠で自律神経を整えていくことが肝心です。

耳マッサージで耳の周りの血流を良くすることも効果があります。

また、雨の日のめまいは乗り物酔いとメカニズムが似ているため、酔い止め薬の服用も効果があるとされています。

やっちゃそ
やっちゃそ

乗り物にそんなに乗らないという人も、酔い止め薬は備えておきたいですね!


強い眠気に襲われる原因と対策

眠気

強い眠気は、気圧の影響を受けて、日中副交感神経が過剰に活動することによって起こります。

また、日照時間が少なくなることで体内時計が狂い、身体が覚醒しづらくなることも原因となっています。


対策としては、日中(特に午前中)身体を動かす活動をして交感神経を活発にすること、雨がやんでいるときに日光を浴びて体内時計を修正することが重要となります。

やっちゃそ
やっちゃそ

運動や雨上がりの散歩は、とても効果があるように感じています!

雨の日の前日に早く寝て起きやすくすること、日中にコーヒーなどのカフェインを多めに摂ることも有効とされています。

あまりに眠気が強い場合、安全のため車の運転は控えるようにして下さい。


気分が落ち込む原因と対策

おちこみ

雨の日の気分の落ち込みは、気圧の低下で副交感神経が過剰に活発になること、日光を浴びる時間が減ってセロトニンが減少することで起きやすくなります。

対策としては、日中の活動量を増やして交感神経を活発にすること、雨が上がっているときに日光を浴びてセロトニンの分泌量を増やすことが大切です。

やっちゃそ
やっちゃそ

数分日光を浴びるだけでも気分が変わってきます!

また、セロトニンの原料トリプトファンを増やす乳製品、ナッツ類、大豆製品などを摂ることも、セロトニン分泌量増加に効果があるとされています。



うまく対処して、雨の日を乗り切りましょう!

あじさい
まとめ
  • 雨の日がしんどい主な原因は「気象病」と「セロトニン不足」
  • 雨などによる気圧の変化で自律神経の働きが乱れ、不調が起きる
  • 雨の日が増えると、日照時間と身体を動かす時間が減ってセロトニンが不足しやすくなる
  • 雨の日にしんどくなる自分を責めないで「天気のせい」と開き直ることが大切

雨の日ばかりが続く梅雨シーズンは、本当に辛いですよね。

既に何回か書きましたが、天気はコントロールできないし、しんどくなるのも「天気のせい」による一時的なものなので、決してあなたのせいではありません。

梅雨が明けて気圧が安定すれば、また元のように元気なあなたに戻れます。


梅雨明けまであと少し。

「調子が良くなる時は来る」と構えて、上手く対処しながら梅雨シーズンを乗り切りましょう!

やっちゃそ
やっちゃそ

あなたはちゃんと頑張っています。無理しないで

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やっちゃそ
この記事を書いた人
やっちゃそ

8年うつ病に苦しんだ後、1歳の息子を育てるママ。
「うつ病、心の疲れで苦しむ人を支えたい」との思いから、メンタルハック情報を発信中。
元医療ソーシャルワーカーで、社会福祉士・専門健康心理士の資格を持つ。

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大丈夫、やまない雨はない!
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