この頃疲れが取れない…
子どもは本当にかわいいけど、しんどい。どうしたらいいの?
そんな悩みを解決します。
まず、専業主婦・共働き関係なく、日々育児を頑張っているママの皆様、本当にお疲れ様です。
自ら腹を痛め、命がけで生んだ子どもは、本当に愛おしい存在。
でも…育児ってとっても疲れますよね…
私も今育児中。
しょっちゅう疲れています…
今回は、育児疲れが取れないとお困りのママにその原因と解消法について、現在育児中の私がまとめてみました。
この記事を読めば、育児疲れを軽くするためのヒントが見つかりますよ。
私もできることから実践し始めて、育児疲れがひどくならずに済んでいます!
育児疲れが取れない原因
育児疲れが取れない原因は様々ですが、主に以下のようなものがあります。
-
睡眠時間が削られる
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自分の時間がなくなる
- 出産後、ホルモンバランスが乱れる
- 緊張・不安が続く
原因①:睡眠時間が削られる
育児で疲れているママ達は、睡眠時間が削られていることがほとんどです。
生まれたばかりの子どもは、まだ昼夜のリズムが整っていないため、約3時間以上続けて寝るのが困難。
個人差はありますが、生後6か月頃からは夜泣きも始まります。
うちの子もよく夜泣きしていたので、ひどい寝不足が続きました…
子供が起きるたび、ママは授乳したり抱っこしてあやしたりしながら寝かしつけることになるため、睡眠は途切れ途切れに。
そして昼間は家事があり、ワーキングママの場合は仕事もあるため、夜眠れなかった分を昼寝で補うのは容易ではありません。
その結果、睡眠時間が削られてしまい、疲労が蓄積されていくのです。
原因②:自分の時間がなくなる
また、自分の時間がなくなることも育児疲れにつながります。
子どもが生まれる前は、「ゆっくりお茶を飲む」「趣味に没頭する」といった自分の時間を持つことで、手軽に日々の疲れをリフレッシュできました。
ところが、子どもを産んだ後は、そうした自分の時間はほとんどなくなってしまいます。
出産後は、頻繁な授乳(ミルク)にオムツ替えで、時間が過ぎるのがあっという間。
そして、子どもが大きくなるとイタズラや「イヤイヤ」に振り回され、スムーズに家事や育児が進まなくなる時期がやってきます。
その結果、日々の育児疲れがリフレッシュできず、どんどん溜まっていく一方となるのです。
私もここまで、自分の時間がなくなるとは思っていませんでした…
原因③:出産後、ホルモンバランスが乱れる
出産後のホルモンバランスの乱れも、育児疲れの原因の1つです。
妊娠し始めてから増加し続けていた女性ホルモンは、出産後の数時間で一気に減少。その結果、ホルモンバランスが乱れ、自律神経にも影響が出るようになります。
具体的には、交感神経が優位になることで、リラックスできずにイライラや不安が出やすくなります。そうして気が休まらない状態が続くことで、心身の疲労感が続いてしまうのです。
私も産後、かなり涙もろくなりました…
なかなか気持ちが落ち着かなかったな…
原因④:緊張・不安が続く
子どもが小さい時期の育児は、常に緊張・不安の連続です。
生まれたばかりの子どもは、当然意思疎通は不可能。泣くことで空腹やオムツの不快感などを訴えるたびにママが対応することになるため、常にかかりきりになります。
そして、子どもが成長して行動範囲が広がり、いたずらも始まるようになると、ママは別の意味で子どもから目が離せない状態に。
そのため、ママは気が抜けずに緊張・不安を抱えることになり、疲れた状態がずっと続くことになるのです。
育児疲れが取れない状態を放っておくとどうなるか
育児疲れ、「気の持ちよう」「他の家族も忙しいし…」「疲れているのは皆同じ」と、つい我慢していませんか?
実は、そうした状態をそのまま放っておくのは危険!
以下の問題が起こる可能性があります。
- 育児ノイローゼに発展するリスクが高まる
- まれに育児ノイローゼから慢性的なうつ病が発症する
- 夫婦仲が悪化する
起こりうる問題①:育児ノイローゼに発展するリスクが高まる
育児ノイローゼは、医学的診断名ではありませんが「産後・育児中の母親に表れる抑うつ、不安、イライラ、不眠などの精神的な症状の総称」のことをいいます。
主に以下のような症状が挙げられています。
- 子供を可愛く思えない
- 子供の世話をするのが面倒
- 子供といるとイライラする
- 意味もなく子供を叱りつけてしまう
- 子供を産まなければよかったと思う
- 育児だけでなく、家事もやりたくない
- 夜眠れず、昼間ボーッとしてしまう
- 気分が落ち込む、毎日が憂うつ
- わけもなく悲しくなり、涙が出る
- 些細なことでもカーッとしてしまう
- 気力がなく、何事にも興味を感じない
- 食欲がない、あるいは過食してしまう
マイナビウーマン子育て【医師監修】育児ノイローゼかも?主な12の症状と対処法、相談窓口より引用
育児疲れも育児ノイローゼも、自覚しにくいもの。
上記の症状の大半が当てはまって、ずっと改善されずに続いていたりひどくなっていたりする場合は、単なる育児疲れでなく育児ノイローゼの可能性があります。
無理をせず、1度精神科・心療内科で相談してみましょう。
起こりうる問題②:まれに育児ノイローゼからうつ病を発症する
先ほど挙げた育児ノイローゼの症状が悪化すると、まれに慢性的なうつ病に移行する可能性もあります。
長期化すると家事・育児・仕事に支障をきたし続けるだけでなく、感情が麻痺し、子どもと楽しい時間を過ごしたり子供の成長を喜んだりというプラスの感情も感じなくなることも。
8年うつ病で苦しんだ私としても、育児中のママにはそんな辛い目に絶対遭ってほしくありません…!
起こりうる問題③:夫婦仲が悪化する
育児疲れが夫婦仲の悪化を招くこともあります。
本来、子どもを出産した後のママは、それまで夫に向けていた愛情を子どもに集中して向けるようになるもの。
そのため、夫への愛情は一時的にどうしても減ってしまいます。
そこに育児疲れが加わって、精神的な余裕がなくなってくると、ママは夫への不満が目に付くようになり「何で手伝ってくれないの?」などとつい不満をぶつけたくなるものです。
一方のパパも、仕事で疲れていたり、イライラして自分に冷たくなった妻に戸惑ったりして、ピリピリしがち。
ママもパパも、環境の変化についていくので精一杯…
お互いに気持ちを理解しあう余裕が少なくなると、すれ違いが生じて夫婦仲も悪化しやすくなります。
気持ちのすれ違いが改善されずに悪化してしまうと最終的に離婚につながることもあるので、お互いに話し合い、早めの解決に努めることが重要です。
育児疲れの解消法
そのままにしておくのは危険な育児疲れ。溜まる前に解消することを心掛けましょう。
以下、私も実際に実践している解消法を5つ紹介していきますね。
- 家事はテキトーに済ませる
- 睡眠時間を少しでも確保する
- 誰かに相談する
- 育児本・ネットで「程よく」情報収集
- 自分だけの時間を作る
解消法①:家事はテキトーに済ませる
育児疲れを解消するためにも、家事はテキトーに済ませましょう。
「家事をしっかりやらなきゃ…」というプレッシャーに駆られていませんか?
育児は、ママ自身が考えている以上に体力・精神力を大量に消耗する行動の積み重ねであるとともに、時間もかなり消費するもの。「家事が趣味で息抜き」でなければ、テキトーに済ませてエネルギーの消耗を少なくし、休むための時間を確保しましょう。
以前、うつ病患者向けですが、家事ができない時の乗り切り方についての記事を書いています。
育児疲れが取れないママに共通して当てはまるものも多いかと思いますので、関心があれば読んでみて下さい!
子どもの安全さえ確保されていれば、大体のことは大丈夫!
テキトーにやって、エネルギーを温存しましょ!
解消法②:睡眠時間を少しでも確保する
夜どうしても不足してしまう睡眠時間は、日中のどこかで少しでも確保するようにしましょう。
子どもが寝てしまった時、パパや両親に子どもを見てもらえる時は、ママが寝る絶好のチャンスです!
よく、その間に家事を片付けたいというママもいますが、睡眠不足の時は休息するのが最優先。まずは、少しだけでも休みましょう。
たった15分眠るだけでも、身体の調子は変わります。
家事は、スッキリ目覚めてからで大丈夫!
解消法③:誰かに相談する
何でも話せる相手がいたら、悩みを相談しましょう。
育児やママ自身の悩みを1人で抱え続けることは、ママが一層疲れる原因になります。
気になることが出てきたら、悩みが大きくなる前に
- 家族
- 子育て支援課の職員さん
- 保健師さん
- 育児に関する電話相談窓口のスタッフ
- お世話になっている保育士さん
- 地域の子育てサロンのスタッフ
- 先輩ママ
など、信頼できる相手に相談して、早めに解決することを心がけましょう。
仮にすぐに解決策が見つからなかったとしても、誰かに話すだけでママの心の負担は軽くなります。
どうか、1人で抱え込まないでくださいね!
私も気になることが出たらすぐ、子育てサロンのスタッフやママ友に相談しています!
解消法④:育児本・ネットで「程よく」情報収集
育児の悩みの解決策は、育児本やネットで「程よく」情報収集することで見つけることもできます。
例えば、育児本や企業・医療機関のウェブサイトは、専門的知識も盛り込まれた詳しい情報が豊富。
また、先輩ママ・パパのブログも、親ならではの問題の解決法が書かれていて気軽に実行しやすいので、おススメです。
ここで、個人的に私がおススメしたいブログ記事を悩み別にいくつか紹介しますね!
私も日ごろお世話になっています!
悩み①:首座りの練習、どんな風にさせればいいの?
首がすわってくれたら、抱っこ紐が使えて楽になるんだけどな…
でも、首すわりの練習ってどうすれば…何だか怖い
まこさん(@makosodate)…MAKOSODATE
現役保健師の知識・経験を活かし、子育て中のママ・パパを応援しているブログです。
子どもの首がすわっていない時期、身体とぐらぐらの首を支えながら抱っこするのは大変で、怖さも感じますよね…
首がすわれば当然お世話の負担は軽くなりますが、「練習は必要なのか?」「練習はどんな感じでするのか?」が分からず悩むママもいるのではないでしょうか。
私も、子どもが首すわりできるようになるのか心配だったし、練習も怖かったです。
(いつの間にかすわっていましたが)
まこさんは、相談業務の経験をもとに、子どもの発達を促すかかわり方を丁寧に解説しています。
ママ・パパの不安な気持ちに寄り沿った内容になっているので、読むことで不安が軽くなること間違いなしです!
悩み②:育児グッズ、どこのものが良いの?
ベビーローションってどこのメーカーのものが良いんだろう?
メーカーによってけっこう違うの?安全性は?迷うわ…
- みちょこさん(@micyoco0)…こんなんいかがでしょ?
5歳の息子さんと1歳の娘さんを育てるママのブログです。
特に初めての育児の場合、育児グッズ選びでかなり迷いすぎて、疲れることもありますよね。
育児グッズ選び、迷うのも楽しいんですが、なかなか決められないと、イライラしますよね…
みちょこさんは、育児が大変なママパパが少しでも楽になるように、便利なグッズやサービスを実体験をもとに分かりやすく紹介しています。
お風呂上がりに毎日使うベビーローションの比較記事もあるので、迷っているママは読んでみることをおすすめします。
価格や使用感の違いがよく分かりますよ。
悩み③:子どもの教育、どうすれば…?
勉強ができる子になってもらいたいけど、色んな教材や通信講座があって悩むわ…
各社のサイトを比較するのも時間がかかるし疲れる…
ゆうさん(@YouBlogger10)…ちいく村
2人の娘さん(3歳・1歳)を育てている共働きワーキングママのブログです。
子どもの教育、いつから何を始めたらいいか、迷ってしまいますよね…
教育教材の種類はたくさんありますが、1つ1つ公式ページを確認したり、資料請求したりするのも正直言ってかなり疲れてしまうものです。
ゆうさんは「教育教材オタク」として、実体験や徹底的なリサーチに基づいた各社サービスのレビュー・比較記事を数多く書いています。
教材ごとのメリット・デメリットなど、小さいうちから子供の教育に力を入れたいママ・パパには超有益な情報が満載です。
我が家も散々悩んだのち、ちいく村を見て教材を選びました!
ただし、情報収集は「程よく」行うことが重要で、やりすぎは禁物です。
あまりにたくさんの情報を見てしまうと、「本やサイトによって書いてあることが違う」「いったいどれを実践したらいいの?」と混乱します。
解決策がないのは困るけど、選択肢が多すぎるのも混乱のもと
育児の悩みの解決策は、執筆者・専門家によって様々な見解があり、人によって合う合わないがあるので、決して1つではありません。
「程よく」情報収集して、自分に合ったものから取り入れるようにしましょう。
解消法⑤:自分だけの時間を作る
時々は子どもを誰かに預けて、自分だけの時間を作るようにしましょう。
他の家族に子どもを預けられない場合でも、保育園の一時預かり保育やファミリーサポート事業を利用できます。
カフェでゆっくりお茶を楽しんだり、美容院に行ったり、ショッピングをしたり…ママ自身がとにかく楽しい時間を過ごし、気分をリフレッシュさせましょう。
私自身、ときどき夫や両親に子どもの世話をお願いして、ショッピングに行ったり美容院に行ったりしてリフレッシュしています。
「何時間も自分の時間を作るのは難しい!」という場合も、子どもが寝ている時や一人遊びに夢中な時、好きな本や音楽を楽しんだり身体を軽く動かしたりするだけでも疲れが軽くなるでしょう。
自宅で手軽にヨガを楽しめる「オンラインヨガ」もおすすめです。
リフレッシュできた後は、自然とまた頑張ろうって気持ちになれます!
育児疲れをそのままにするのは危険!溜まる前に解消しましょう
- 育児疲れをそのまま放っておくのは危険!
- 育児疲れは溜まる前に解消することを心掛ける
- 家事はテキトーにして、休む時間を確保
- 気になることは信頼できる人に相談する
- 悩みは「程よく」情報収集して解決策を探す
- 自分だけの時間で気分をリフレッシュ
「育児は楽しめ!」ってよく言われますよね。
その言葉は本当でとても重要ではありますが、育児疲れの辛さを我慢して楽しいふりをすることとは違います。
日々目の前の子どもと真剣に向き合っていると、心身疲れてしまうのは当然のこと。疲れがたまると、当然育児を楽しむ余裕もなくなります。
長く続く育児を心から楽しみ続けるためにも、疲れた時は堂々と休むことが大切です!
休みをとりながら、頑張っていきましょう!
以上、3歳児のママが自戒の気持ちをこめつつ、書きました